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卒業研究配属希望者へ

学生に望むこと

卒業研究は学生実験の実験テーマとは異なり、いままでに誰も行ったこと、見たことがないことを卒業研究のテーマとして行ってもらいます。
そのため、学会で発表できるような結果が順調に得られるとは限りません。むしろ、期待通りの結果を得ることができない方が圧倒的に多くあります。それにもめげずに実験を続けることによって『何か』を見出すことができる時があります。
この『何か』を見つけ出す能力は、決して生まれ持った資質ではなく、毎日一生懸命そして注意深く研究することによってのみ養われるものであり、研究者・技術者には必要な素養であると思います。
実験が期待通りいかなくても決して投げ出さず、『何故うまくいかないのか?』、『何を変えればうまくいくのか?』とことん悩み・考えることが大事です。

幡野研究室では『実験がとにかく大好き』、『難しくてもいいから最先端の研究を行ってみたい』と思う学生諸君を歓迎します。

研究室に配属されると・・・

境界領域の研究・教育することを目的として設立された応用化学科は、3年次までは物理・化学・生物などを幅広く学ぶようにのカリキュラムが設定されています。従って、卒業研究を行う4年次で初めて専門的分野に入ることになります。そのため有機化学の復習、研究を行う上で必要不可欠な化学英語とリテラシー能力(プレゼンテーション能力)を養うために例年以下のような内容を行っています。

  1. 有機化学演習 (有機化学の教科書章末問題の演習、4年生のみ・前期)
  2. 英文輪講 (有機ケイ素化学もしくは有機化学の基礎が書かれた英文、4年生のみ・前期)
  3. 雑誌会 (最新研究論文の報告、全員・通年)
  4. 研究報告会 (研究成果の報告、全員・通年)

幡野研究室では朝9:30から研究をスタートします。卒業研究を行う4年次生は月曜から金曜日まで、大学院生は土曜日も実験しています。勿論、卒業研究生も教員が居ることを条件に土曜日に来て実験を行うことも可能です。

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